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米大リーグ、ブルージェイズの青木宣親外野手(35)が戦力外になったと、28日に球団が発表した。若手や投手を求めるチーム事情が要因とみられる。
青木は7月31日の交換トレードでアストロズから移籍したが、12試合と出場機会に恵まれなかった。今季は2球団で打率2割7分4厘、5本塁打、27打点。残り少ないシーズンでメジャー球団が獲得するかは不透明な中、「プレーできるチームがあれば、プレーしたい」と希望を口にした。
2012年にプロ野球ヤクルトからメジャー入り。今季が6年目で、6月には日米通算2千安打を達成した。
「起こりえることだとは思っていたけど…」
初体験のシーズン中の移籍から1カ月足らずで、今度は戦力外という辛酸をなめた。波乱に富んだシーズンに、笑みさえ浮かべながら「今年は本当にいろんなことが起こるよね」との言葉に実感を込めた。
27日の試合で本塁打を含む3安打を放った。試合後、観戦に訪れた子どもたちとは抱き合って喜んだ。「トレードされた時、お金のこととか考えれば家族は(アストロズの本拠地)ヒューストンに残した方がいいけど、妻の佐知が『一緒に(ブルージェイズの本拠地の)カナダに行くべきだ』と言ってくれた」と言うように、米国では家族で戦ってきた。
くしくも28日は佐知さんの誕生日だった。「メジャー6年目だし、起こりえることだとは思っていたけど…」と戸惑いも見せた。
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