
スパ・フランコルシャンでの伝統の1戦。今年は7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハが同サーキットでF1初勝利から25周年となり、決勝前に息子でF4に参戦中のミック・シューマッハが父が1994年に初めてのF1ワールドチャンピオンを獲得したベネトン・B194でデモ走行を行った。
また、前日にはルイス・ハミルトンがそのミハエル・シューマッハが保持する最多記録に並ぶ68回目のポールポジションを記録している。
レースは波乱に富んだ展開。隣国オランダから多数のファンが詰めかけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がエンジントラブルによって8周目にリタイア。スタンドをオレンジ色に染めたファンを落胆させた。
また、フォース・インディアのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンが2度にわたって同士討ち。高速のオー・ルージュへの走行でのクラッシュは非常に危険であり、ペレスの幅寄せは物議を醸している。
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、競争力のないマシンで懸命な戦いを見えるもストレートで容易に抜かれてしまう状態。最終的にはエンジントラブルを自己申告してレースを終えている。
優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン、F1キャリア200戦目という節目のレースをポール・トゥ・ウィンで飾り、今シーズン7度目の勝利でチャンピオンシップリーダーのセバチャン・ベッテルとの差を7ポイントまで縮めた。
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