この試合は29日に行われたが、第3セットの第1ゲーム途中で雨の悪天候により30日へ順延。再開後、杉田は19歳のブランカノを圧倒し、この日は1ゲームも与えずに勝利した。
「早い段階(で大会側が順延を)で決めてくれたので、ゆっくり休めた」と順延は影響がなかったと話した杉田は、「若い選手は体力もありますし、1回乗り始めると危ないと思っていた。なるべくチャンスを与えないように心がけていた」と初戦を振り返った。
2回戦では、世界ランク59位のL・メイヤー(アルゼンチン)と対戦する。ラッキールーザーのメイヤーは、1回戦で第26シードのR・ガスケ(フランス)を逆転で破るシードダウンを演じている。
組み合わせは見ず、目の前の試合に集中したいと話す杉田は「ここからはレベルが上の選手との対戦なので、ワクワクしてます。自分のテニスを出し切ることが大事になってくる」と気を引き締めた。
28歳の杉田と対戦する30歳のメイヤーは、今年7月のジャーマン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)でキャリア通算2勝目をあげている。
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