2017年10月29日日曜日

DeNA先発・井納、直球の割合50%→38%…本来のリズムにほど遠い

一回、デスパイネに先制適時打を浴びた井納は渋い表情をみせた。捕手は嶺井 (撮影・森田達也)

一回、デスパイネに先制適時打を浴びた井納は渋い表情をみせた。捕手は嶺井 (撮影・森田達也)【拡大】

 SMBC日本シリーズ第1戦(ソフトバンク10-1DeNA、ソフトバンク1勝、28日、ヤフオクD)DeNAの先発・井納は、1-3の五回無死三塁でデスパイネに適時打を浴びると、マウンドに拳をたたきつけ、悔しさをあらわにした。その後も崩れ、五回途中7安打7失点で敗戦投手となり「申し訳ないでは済まされない」と肩を落とした。

 広島とのファイナルステージ第3戦では六回途中無失点で勝利を呼び込むなど、CSに入って好調だった。ただ、その勢いはソフトバンク打線には通じなかった。「コーナー、コーナーに行かないといけない。追い詰められた」と強力打線の重圧に屈した。

 レギュラーシーズンではストレートの割合は50%を超えるが、この日は38%と変化球を多投。本来のリズムにはほど遠かった。「もう一回、機会があるなら、しっかり結果を出すことしか考えていない。みんなを信じたい」と雪辱の機会を強く望んだ。

井納をリードしたDeNA・嶺井「ボールが少し高かった。ソフトバンク打線はイメージ通り。先制点を取られたのが痛かった」

六回から出場し好リードで無安打無失点に抑えたDeNA・戸柱「準備はしていたので、すんなり入れた。終盤を無失点でいけたのは今後につながる」

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