プロ野球創設期の名投手、故沢村栄治氏を記念した「沢村賞」の選考委員会(堀内恒夫委員長)が30日、東京都内で開かれた。
沢村賞の選考基準に、来年から先発投手の安定度を示すクオリティスタート(QS)の達成率が補足基準として加わることになった。QSは6回以上を投げて自責点3以内に抑えたときに記録されるが、沢村賞の場合は7回以上。堀内委員長は「これまでの7項目を最重要視することに変更はない。QSは長いイニングを安定して投げる投手として、7回を条件にした」と説明した。
投手の分業制が確立した近年は先発の完投数が減少し、「10完投」の基準を満たした投手は2013年の金子(オリックス、10完投)が最後。このため、選考基準の見直しが行われていた。
今年のQS達成率は菊池(西武)の88・5%(26試合のうち23試合)が12球団トップで、菅野(巨人)は84・0%(25試合のうち21試合)で2位。しかし、7回以上だと76・0%の菅野が73・1%の菊池を上回って1位になる。
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