2017年10月28日土曜日

【日本ハム】栗山監督、清宮を英才教育!東京五輪の侍4番に

 日本ハムにドラフト1位指名された早実・清宮幸太郎内野手(18)が27日、東京・国分寺市の同校で栗山英樹監督(56)らの指名あいさつを受けた。指揮官は7球団競合で交渉権を得た逸材を、20年東京五輪の侍ジャパン4番に育成するため、来春キャンプは米アリゾナ州で1軍スタートさせる可能性を示した。

 1位指名から一夜明け、2日間に及ぶ早実3年の学力テストを終えた清宮が、ファイターズ愛を表した。「共に天下を 夢は正夢」と指揮官のサイン入りで記されたドラフト会場のIDカード、ピンバッジに「交渉権確定」のくじを渡されると、「これ本物ですかあ」と無邪気に喜びを表現。新球場の構想にも興味を示したという。

 指揮官は「ファイターズを愛してくれているので、よかった。天真らんまん。野球に対する魂は思った通り。ベーブ・ルースはあんな感じだったかな。(大谷)翔平とは全然、タイプが違う。野球にあまり興味がない人でも、幸太郎を愛する」。さっそく下の名前で呼び、目を細めた。

 清宮の父でラグビー・トップリーグのヤマハ発動機監督の克幸氏(50)がサントリーを率いた時代から、合宿所でともにラグビーW杯をテレビ観戦した間柄で、26日に電話であいさつ。「尊敬している」という克幸氏の長男に、東京五輪で4番の期待を寄せた。

 「こっちの責任として真ん中を打っているくらいになる道筋は、俺の中でいろんなイメージがある。(早実の)和泉監督が同級生。特徴も聞いた」と一塁以外の幅広い起用法を示唆した。

 来年2月にDバックスの施設で行う1軍キャンプ帯同も検討。「いろんなものを見た方がいい。体の状況も見ながらだけど、もちろん、可能性はゼロじゃない。18歳、関係ない」とうなずいた。「メジャーで本塁打王」を目標に掲げる清宮に対し、栗山監督は「個人的な大きな夢は絶対、忘れないで。その夢を実現させてあげることが、チームのためにも、選手のためにもなる」と全力サポートを約束した。(山崎 智)

Let's block ads! (Why?)

Read Again http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171027-OHT1T50272.html

0 件のコメント:

コメントを投稿