2017年11月1日水曜日

本田、岡崎に続き香川も招集外 W杯本番へ立場厳しく…

 代表のリストから3人の名前が消えた。10月の代表戦に呼ばれなかった本田と岡崎に加え、香川も招集されず。3人が代表のピッチを経験した2008年10月以降、フルメンバーで挑んだ代表戦でそろって選外となるのは初のことだ。

 「いいプレーを見せればここにいる。彼らは前回の合宿であまり評価していない」と、ハリルホジッチ監督は落選理由を説明した。イングランド・プレミアリーグで結果を出す岡崎は、高さを武器とする選手がいるベルギー戦を見越し、高身長の杉本を選んだことを示唆し「これは競争。コンディションがよければみんな呼ぶ」と扉を閉じていないことを口にした。

 ただ、今回の親善試合はこれまでと違う。監督自ら「私の中では世界の2強」と評する相手で、W杯へ自らの立ち位置を知り、世界の舞台で結果を出すために何が足りないかを肌身で感じる貴重な機会。本番を想定した最良のメンバーで戦うべき試合に呼ばれなかった3人は、W杯メンバー入りが危うくなった。

 所属クラブで好プレーを見せる長沢や、ベルギーで得点やアシストを量産する森岡にとっては好機。「私でさえ、W杯に行くのが誰なのか分からない」と指揮官。優勝候補に挙がる強豪を相手に戦う力があることを示した者が、W杯出場の席をたぐり寄せる。(小川寛太)

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