
世界ボクシング評議会(WBC)は10月31日、バンタム級王者のルイス・ネリ選手(メキシコ)のドーピング問題について声明を発表し、ネリ選手と前王者の山中慎介選手(35)=帝拳=に対して直ちに再戦の交渉を行うよう命じた。
ネリ選手との8月の試合で4回TKOで敗れた山中選手は、日本男子最多記録に並ぶ13度目の防衛に失敗。進退を保留していたが、東京都内で現役続行を1日に表明し、再戦に臨む考えを示した。
ネリ選手は新王者となったが、来日前のドーピング検査で筋肉増強作用があるジルパテロールに陽性反応を示していたことが判明。母国でのトレーニング中に食べた肉などが原因として疑惑を否定していた。
WBCは調査の結果、過去に違反がなく、日本での3度の検査はいずれも陰性だったことなどから、ネリ選手が故意に禁止薬物を摂取したとは断定できないと判断。食事に含まれていた物質が原因と結論付けた。(時事)
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