
大相撲の「女人禁制」について、日本相撲協会は28日の臨時理事会後に八角理事長(元横綱・北勝海)の談話を発表した。女性は土俵に上がってはいけないとする「伝統」に同協会が見解を示すのは異例で、アンケート調査の実施決定を含めて、従来より一歩踏み込んだ対応を取った。
協会はこれまで女人禁制について「土俵は神聖なる場所であるため」との説明を繰り返してきた。だが、2014年に税制優遇を受ける公益財団法人に移行したことも踏まえ、理事長談話は「改めて説明する責任があると考える」とした。
その上で、女人禁制を守ってきた理由について、「親方らが土俵を、神聖な戦いの場、鍛錬の場であると考え…
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