2018年4月28日土曜日

巨人・菅野智之、圧巻の完封劇 わずか2安打で二塁踏ませず「最高の気分」

 ヤクルト打線をわずか2安打に抑え、今季初完封勝利を収めた瞬間、巨人の菅野智之は右拳でガッツポーズ。お立ち台では「最高の気分。何ものにも代えられない」と、二塁を踏ませない圧巻の投球に笑みがこぼれた。

 「あれが一番のターニングポイント」と振り返ったのは2点リードの七回、1死無走者で山田哲をフルカウントから二邪飛に打ち取った場面。「(山田)哲人は足もあり、四球で出してバレンティンと勝負は嫌だった。あそこをしっかり抑えられたから最後まで投げられた」とうなずいた。

 チームを6連勝へ導き、自身も3連勝。前回20日の阪神戦から2試合連続の無四球完投勝利となった。今季チームの完封一番乗りを「僕じゃなくてもよかった」と話した菅野だが、「無四球にはこだわりがある。前回は点差があったが、今回は一人走者を出せば一発で同点に追いつかれる状況で投げられたので」と手応えを口にした。

 連敗スタートとなった今季だが、これで白星が上回った右腕に、「本当にいうことはない」と高橋由伸監督。菅野は「調子はまだまだ上がる。もっと上がると信じて投げ続けたい」と力を込めた。(三浦馨)

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