体重無差別で柔道日本一を決める伝統の全日本選手権は29日、東京都千代田区の日本武道館で行われ、2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(25)=日本中央競馬会=が決勝で王子谷剛志(25)=旭化成=を破り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。王子谷は井上康生以来15年ぶりの3連覇を逃した。
昨年の全国高校総体の90キロ級王者の村尾三四郎(神奈川・桐蔭学園高)と100キロ超級覇者の中野寛太(奈良・天理高)は2回戦で姿を消した。村尾は独特の緊張感の中で1回戦を突破したが、2試合目は払い腰で仕留められた。「思い切ってできたが、きれいに投げられて悔しい」と唇をかんだ。
初戦が2回戦だった中野は粘ったものの延長で徐々にスタミナが切れ、送り襟絞めに屈した。それでも権威ある大会で力は出し切り「憧れの試合で思い切りできて光栄。いい経験になった」と満足そうだった。
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