会見に臨む、ハリルホジッチ氏=日本記者クラブ(撮影・中井誠)【拡大】
日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が27日、東京都内で記者会見を行った。スーツ姿でめがねをかけ、無数のカメラフラッシュを浴びながら、会見の冒頭で「私自身が考え着く限りの最悪の悪夢」と語った。
ハリルホジッチ氏は、会見前に水を含み笑みを見せてあいさつ。「今回初めて4月7日以来、自分の口でお話しさせていただくことになりました」と切り出した。続けて「日本で3年間仕事をしてきたので、この地で話をしたいと思いました」と説明した。
「日本という素晴らしい国に来たのは、観光客ではなく、自分の手でこの日本サッカーに何かをもたらせることができるのではないかと思い来日しました」と話すハリルホジッチ氏。「私自身も素晴らしい日本をこのような形で去ることを考えもしなかった」と解任に対してショックを受けたという。
続けて「私自身が考え着く限りの最悪の悪夢。こんなことを、一度たりとも考えたことはなかった。私の志として、日本でしっかりとした形で、自分のチームと一緒に終えたかった」と無念さをにじませた。
さらに「4月7日から自分の人生で一番つらいと言ってもいい時期を過ごしてきた。人間として深く失望した」と述べた。
同氏は今月7日にパリで、日本協会の田嶋幸三会長から「選手とのコミュニケーション不足」などを理由に、契約解除を通告された。21日の来日時には「真実を探しに来た。私はゴミ箱に捨てられた。誇りを傷つけたものとは戦わないといけない」と憤慨し、涙を見せるシーンもあった。
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