2018年4月25日水曜日

パシュート4選手、あでやかな着物姿に 陛下から質問も

 天皇、皇后両陛下が主催する春の園遊会が25日、東京・元赤坂の赤坂御苑であり、平昌五輪のスピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)で金メダルを獲得した高木菜那、美帆姉妹ら4選手があでやかな着物姿で出席した。

 黄色や緑色、水色などの着物を着た4選手は、ひときわ招待者らの目を引いていた。高木菜那選手は報道陣の取材に、4人でそれぞれ異なる色の着物を着ようと決めたと明かし、「みんな自分の色を出しているというか、違う色なんですけど、みんな似合っていて。きれいにそろったなと。いいチームワークだなと思いました」と笑顔で話した。

 天皇陛下は高木菜那選手らとの懇談で、「パシュートってのは、あまり昔はなかったんじゃないですか」と尋ねるなど、競技の歴史に興味津々の様子。皇后さまは「皆さん、おめでとう」と祝福したあと、「パシュートって言うんでしょうか。追い抜き?」「あれ、面白いゲームですね」などと声をかけていた。

 懇談後、取材に応じた高木美帆選手は「たくさんの方にスピードスケートを見てもらうことが出来たんだなという感覚と、今回の平昌オリンピックはとても国内でも盛り上がったんだなと改めて感じた」と述べた。今月、現役引退を表明した菊池彩花選手は、皇后さまから「本当にお疲れ様でした」と声をかけてもらったといい、「とても光栄です」と感激した様子だった。(多田晃子)

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