
大相撲の関脇栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が大関昇進を決定的にした。東京・国技館で行われている夏場所12日目の24日、横綱白鵬を破って無傷の12連勝とした。打ち出し後、昇進を推薦する日本相撲協会審判部の阿武松部長(元関脇益荒雄)が「大きな一番をものにした。(大関に)なるような相撲だった」と話した。千秋楽までに、昇進を決める臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、了承されれば場所後の30日、臨時理事会と番付編成会議を経て正式に決まる。
大関昇進の目安は「直近3場所を三役で33勝」とされている。栃ノ心は初場所は14勝で優勝し、先場所は10勝。これで36勝目を挙げた。初場所が平幕だったが、ここ3場所の安定感に加え、相撲内容の良さも高く評価されていた。
2008年夏場所の新入幕から所要60場所目での昇進となり、2代目増位山と並んで史上最も遅い記録となる。30歳7カ月での昇進となれば、年6場所制となった1958年以降にデビューした力士で4番目に遅い。
栃ノ心は小結を経験した後に右ひざの大けがで一時幕下まで転落している。三役経験者が幕下以下に転落した後に大関まで昇進した例は、過去に琴風(現尾車親方)しかいない。
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