日本ハム・清宮幸太郎が１軍合流 ２日にもデビュー

　日本ハムのドラフト１位ルーキー清宮幸太郎内野手が１日、札幌市に入り、１軍に合流した。この日は試合がなく、早ければ２日に本拠地の札幌ドームで行われる楽天戦でデビューする。腹膜炎により出遅れたが「チームの勝利に貢献できる働きができればいい。全力でやるだけ。楽しんでやりたい」と意気込みを語った。

　チームの全体練習はなかった。中心打者の近藤健介捕手が故障でこの日、出場選手登録を外れ、２軍で４本塁打を放っている清宮の打撃への期待は大きい。

　また、日本ハムは１日、清宮が札幌ドームでプロ初出場する試合の来場者全員に観戦証明書をプレゼントすると発表した。６日まで札幌ドームで５試合が予定されており、注目される。

　１８歳の清宮はオープン戦期間中の３月１２日に遠征先の広島で体調不良を訴えてチームを離脱し、東京都内の病院で「限局性腹膜炎」と診断されて約２週間入院した。開幕１軍入りは逃したが、４月１０日の２軍公式戦で実戦に復帰した。

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