2018年4月22日日曜日

巨人3-0阪神 巨人、21歳・岡本けん引

 (5)甲子園(巨人4勝1敗)

巨人

  000300000=3

  000000000=0

阪神

 <勝>田口   1勝1敗 登板4

 <S>カミネロ 3S   登板5

 <敗>秋山   1勝3敗 登板4


 巨人は投打がかみ合い、4人の継投で零封勝ちした。四回に岡本、亀井の連続適時打などで3点を先制。田口は要所で粘り、六回途中無失点で今季初勝利を挙げた。阪神は今季2度目の零封負け。

日に日に成長

 巨人期待の若手、21歳の岡本がチームを勢い付けた。四回1死一、二塁で、1ストライクから2球目の真ん中に入ったスライダーを引っ張り、三遊間を抜ける先制適時打。「低めは捨て、甘い球は逃さないと思っていた」と早いカウントで仕留めた。

 阪神の先発・秋山とは開幕3戦目で対戦して3ランを浴びせ、この日の第1打席でも中前打を放っていた相性の良さもあった。6試合ぶりの打点で先制点をもたらすと、ストライクを欲しがり、制球が甘くなった秋山を後続打者も捉え、巨人はこの回3点を挙げた。

 奈良・智弁学園高から2014年ドラフト1位で入団し、4年目の今季は開幕当初は6番で起用され、今は5番に据えられる。打率は2割台で中軸の一角として期待に応えられていなかったが、高橋監督は「勝負強さを発揮し、日に日にレギュラーらしくなっている」と評価した。

 岡本にとって甲子園は高校時代にプレーし、「もっと打ちたいと思える場所」。チームの連勝は3連勝した今月3日以来であり、若手の大砲候補の活躍を低迷脱出のきっかけにしたい。【村社拓信】

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