【平昌・岩壁峻】平昌冬季五輪は25日、17日間にわたる熱戦を終え、夜8時からの閉会式でフィナーレを迎えた。各国・地域が整然と入場行進をした開会式と異なり、閉会式では各国選手らが群れをなして歩くように、和やかに入場。日本選手団もサンライズレッドのコートに紺色の帽子やマフラーをまとい、手を振りながらスタジアムに入った。式の最後には各国・地域の選手らが一緒になり、音楽に合わせて踊るなど、戦いを終えてリラックスした表情を見せていた。
式には日本選手団から、フィギュア男子で連覇を果たした羽生結弦(ANA)、選手団主将のスピード女子500メートル金メダルの小平奈緒(相沢病院)、女子団体追い抜きで優勝した高木菜那(日本電産サンキョー)、美帆(日体大助手)姉妹、カーリング女子で日本勢初の銅メダルを獲得したLS北見のメンバーら、選手77人を含む130人が出席した(日本オリンピック委員会の事前のまとめによる)。会場の寒さや試合前の調整を理由に参加を見送った選手が多かった開会式の37選手に比べて大幅に増えた。
式の終盤、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長のあいさつの中で、競技を通じてフェアプレーや友好の大切さを世界に伝えた参加選手の代表として、世界の五大陸や直近の五輪開催国の選手が紹介されて登壇。2020年東京五輪を開催する日本からも小平が、フィギュアスケート・ペアのリョム・テオク(北朝鮮)、バイアスロン男子で金メダル3個を獲得したマルタン・フールカデ(フランス)、開会式に続いて上半身裸に民族衣装の姿で注目されたノルディックスキー距離男子のピタ・タウファトフア(トンガ)らとともに、韓国への感謝を伝えた。
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