2018年2月28日水曜日

カーリングのLS北見、地元に凱旋 空港で500人祝福

 平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表のLS北見が27日夜、地元の北海道北見市に凱旋(がいせん)した。到着した女満別空港には家族や知人、ファンら約500人が集まった。

 到着ロビーには「祝 銅メダルおめでとうございます」の横断幕。午後7時50分ごろに空港に到着し、その後、銅メダルをかけた選手5人とコーチらがロビーに姿を見せると「お帰りなさい!」「おめでとう!」の声が飛び交った。家族や知人ら大勢の出迎えに、本橋麻里ら選手たちは涙を浮かべ、手を振って応えた。

 北見市の辻直孝市長が花束を贈呈。辻市長は「銅メダルおめでとうございます。皆さんは、私たちに夢と感動をくれました」とあいさつし、ロビーに万歳の声が響いた。北見カーリング協会の安斎秀一会長は「皆さんのパフォーマンス、『そだねー』や『もぐもぐタイム』は北見に様々な波及効果を及ぼした。獲得した銅メダルは、(文字は)金と同じと書くので、同じ価値」とたたえた。

 選手たちは「うれしさと悔しさが混じったメダルです。また頑張ってと言ってもらえれば」「獲得したメダルは最下位だったので、もっと強くなって北見を盛り上げたいです」「こんなに集まってもらって疲れがふっ飛ぶほどです」などとあいさつした。選手たちは家族や知人らと握手したり抱き合ったりして喜び合った。(石間敦)

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