
プロ野球の巨人は、那覇市内で行われている1軍春季キャンプを予定より1日早め、27日に打ち上げた。鹿取GMによると「インフルエンザがはやってしまったので、これ以上拡散させないように」という理由だ。現在、チーム内では3選手と1コーチが、インフルエンザA型と診断されている。
25日夜に中継ぎ左腕の戸根と豊田投手コーチが、翌26日には正二塁手をめざす吉川尚が、インフルエンザA型と診断された。さらに同日の練習後には、内野手の山本が体調不良を訴え、同様の診断を受けた。また検査は陰性と発表されたが、三塁手のマギーも26日から体調不良で練習を休んでいる。
27日は球団職員や球場スタッフ、警備員らのほぼ全員が、マスクを着用して運営にあたった。
外野手の和田が一塁フル出場
内野手3人を欠く事態となり、この日に韓国チームと行った練習試合は、通常とは異なる光景だった。このキャンプで主に左翼と一塁でノックを受けていた岡本が三塁で出場。外野手登録の和田も、一塁でフル出場した。
キャンプの打ち上げでは恒例の「手締め」も行われなかった。異例となった「最終日」に高橋監督は「体調管理も義務の一つ。しょうがないけど、申し訳ない」。感染していない選手は順次、27日夕方から夜にかけて帰京する。(井上翔太)
Read Again https://www.asahi.com/articles/ASL2W546LL2WUTQP00F.html
0 件のコメント:
コメントを投稿