平昌冬季五輪スピードスケートの女子団体追い抜きとマススタートの2種目で金メダルに輝いた高木菜那が28日、京都市内で、所属する日本電産サンキョーの永守重信会長にメダル獲得を報告した。「入社して7年。会社の支えがあったから、今の自分がある。感謝の気持ちを多くの方々に伝えたい」と話した高木に対し、永守氏は金メダル2個分で計4000万円の報奨金を贈ると表明。3ランク昇進させて係長級にすることも約束した。
この日、高木は親会社・日本電産の本社を訪問。同社の会長兼社長でもある永守氏は玄関ロビーで出迎え、「絶対にあきらめない世界一の負けず嫌い」と、顔をほころばせて絶賛した。永守氏は報奨金の半額を私費で払うと言い、「貯金するよな」と問いかけると、高木は「はい」と笑顔で答えた。また、永守氏は「次に3個取ったら6000万円出す」とも笑いながら話した。
永守氏の信条は「1番以外はビリ」。2003年に子会社化した三協精機製作所(当時)のスケート部にも「金」とハッパをかけ続けていたという。【久野洋】
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