所属先の親会社、日本電産を表敬訪問し永守重信会長(右)と写真に納まる高木菜那=京都市【拡大】
平昌冬季五輪のスピードスケート女子で二つの金メダルを獲得した高木菜那選手(25)=日本電産サンキョー=が28日、所属先の親会社である日本電産(京都市南区)を表敬訪問した。永守重信会長(73)は報奨金として計4000万円を贈ると明らかにした。
永守会長は「世界一の負けず嫌い。会社の経営をやってもらいたいぐらい」とたたえた。高木菜選手は「永守会長の『一番以外はビリや』という言葉があって、一番になりたいという気持ちが出たからこその金メダルだった」と振り返った。
また、同会長は報奨金計4000万円を会社側と会長個人から贈るとともに、3階級特進で係長に昇進させると明言。「(金メダルを)3個取ってくれたら喜んで6000万円払いますから」と語った。
高木菜選手は今後の目標について「膝の治療に専念し、やりたいことに全力を注げるようにしたい」と話した。
高木菜選手は団体追い抜きとマススタートで金メダルに輝いた。
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