
ノルディックスキー複合団体ラージヒル後半距離で力走する第3走者の山元豪(左)=22日、韓国・平昌
遠ざかって久しい団体のメダルに、またしても手が届かなかった。後半距離で3走を務めた山元が3人による2番手争いから脱落し大きく遅れると、アンカーの渡部暁も挽回できなかった。4位でゴールしたエースは「僕らの現状と思って受け止めるしかない」と笑顔なく話した。
飛躍で渡部暁が137.5メートルの大ジャンプを見せ、トップと19秒差の3位で後半距離をスタート。狙っていた飛躍1位ではなかったが、メダルの望みは残っていた。
1走の渡部善、2走の永井がノルウェーとオーストリアに食らい付き、3人の集団で展開。このままチーム一の走力がある渡部暁につなげれば、表彰台の可能性が膨らむ。そう思えたが、3走で力尽きた。残り2キロで突き放された山元は「暁斗さんに集団のまま渡したかったけど、これが実力」とうなだれた。

ノルディックスキー複合団体ラージヒル後半距離、4位でゴールしたアンカーの渡部暁斗=22日、韓国・平昌
日本のノルディック複合陣は前半飛躍で大差をつけ、後半距離で楽々逃げ切るパターンで1992年アルベールビル、94年リレハンメル両五輪の団体を連覇。その後は距離の比重が高まるルール変更が再三行われて苦戦が続いたが、近年は距離の地力を上げている。今大会は河野コーチが「メダルを狙えるんじゃないかというところまで力をつけてきた」と手応えを口にしていた。
日本チームが今季、不調のジャンプ立て直しに時間を割いた影響もあるとはいえ、改めて思い知らされた走力不足。渡部暁は「そこを変えないとメダルは遠い」と現状を痛感して言った。(時事)(2018/02/22-21:55)
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