勝利を確信した渡部暁斗は、地元の声援に手を振って応えながらゴールへ向かった。危なげない戦いでワールドカップ(W杯)4連勝。「普段は聞くことのない日本語の声援が楽しかった。アットホームなレースでいい流れを生み出せた」と会心の笑みを浮かべた。
前半の飛躍は130・5メートルをマークしてトップに立ちながら「失敗したと思った」と首をかしげた。「いいと思っていることが悪く、悪いと思っていることがよかったりする」と前を向いた。
2位に16秒差でスタートした後半の距離は一人旅だった。5周する周回コースで1周ごとに2位とリードを広げた。「特別にいい走りだったわけではない。それでもタイムはいいし、スキーの滑りがよかったんだと思う」と振り返った。
W杯個人総合首位の渡部暁を追う2位のシュミット(ノルウェー)は、平昌五輪を控えて多くの有力選手が出場を回避する中で参戦し、渡部暁に1分以上引き離された。「彼を負かすのは難しい。これまでも強く、安定感があったが、今季は一歩も二歩もステップアップして勝利につなげている」と絶賛した。
白星街道にも慢心はない。「ジャンプもクロスカントリーも内容には上下動がある。きょうはたまたまよかったけど、五輪の試合前日まで可能な限りその精度を上げていきたい」。故郷へ錦を飾った29歳の勢いは増すばかりだ。 (奥山次郎)
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