2018年2月3日土曜日

八角理事長、再選確実か 理事候補選、現執行部が当選

 任期満了(2年)に伴う日本相撲協会の理事候補選(定数10、投票数101)の投開票が2日、東京・国技館であり、5期連続の当選をめざした貴乃花親方(元横綱)が2票で落選した。貴乃花一門からともに立候補した阿武松(おうのまつ)親方(元関脇益荒雄)のほか、八角理事長(元横綱北勝海)らが当選。3月下旬の評議員会で承認される。

 尾車事業部長(元大関琴風)、春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)ら現執行部が再選を果たしたことで、八角理事長が3月の次期理事長選に立候補すれば、再選は確実な情勢だ。

 貴乃花一門が複数の候補を立てるのは初めて。これまでの会合で、一門の8人と無所属の3人を合わせて11票ある基礎票のうち、貴乃花親方自身の1票以外は同一門の阿武松親方に回すことで決着。貴乃花親方は周囲の反対を押し切って出馬した。

 貴乃花親方は、2010年に二所ノ関一門を飛び出して初めて立候補した際、同一門の支援を受けられない状況で10票を獲得し、当選。今回も一門外に複数あるとみられた浮動票の獲得を狙ったが、1票しか上積みできなかった。

 立候補を届け出た1日に更新した部屋のホームページで、貴乃花親方は不祥事が続く大相撲の現状に触れ、「国民の皆様の期待を大きく裏切り、社会的な信用を損なった結果、組織としての公益性や透明性が大きく問われております。この理事の改選の意味合いは、いままでにない特別なものです」「私なりに今後の相撲界がどうあるべきかを熟考した上での決断です」とつづった。しかしこの日は報道陣に無言を貫いた。

 貴乃花親方は、元横綱日馬富士の傷害事件を巡り協会への報告を怠ったなどとして1月に理事職を解任されていた。今回の選挙に出馬することは認められたが、理事の選任を行う評議員会の池坊保子議長は、協会からあがってきた理事候補すべてを必ずしも承認するわけではない、との姿勢を示していた。

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