2017年9月29日金曜日

「特別な1日」に感動するガスリー

© Mark Sutton/Sutton Images

29日(金)、シーズン第15戦マレーシアGP初日のフリー走行に臨んだトロ・ロッソは2回目のフリー走行でピエール・ガスリーが15番手、カルロス・サインツが16番手に並んだ。

ダニール・クビアトに代わってセパンのレースに出走することになったガスリーはウエット路面で行われた初回セッションで9番手タイムを残しており、サインツのマシンを借りたショーン・ゲラエルは14番手につけている。

ピエール・ガスリー

「素晴らしい1日だった! 僕にとってF1ドライバーとして最初の1日、初めてのフリープラクティス・・・すごく特別な日だよ! 午前中に初めてガレージから出ていく瞬間はとても感動的だった。この上なくハッピーだったと同時に、僕はチームとの作業に集中し、最初からできるだけ高い競争力を見せてプロらしくあろうと努めた。前向きな内容の初日だったと思う。午前中のセッションではトリッキーなコンディションに見舞われてしまったけれど、ウエットの中でかなりうまく仕事をこなせた。午後のFP2では学習を続け、マシンと全ての手順に慣れていった。ラップを重ねるごとにより快適になっていくのを感じたよ。もちろん、もっと自信を深めるにはまだ時間が必要だけど、いい感じで進歩できているし、一歩ずつ着実に前へ進んでいる。今夜は懸命に作業し、明日に集中するよ。またマシンに戻れるのが待ちきれないよ!」

カルロス・サインツ

「今週末のスタートは理想と程遠いものになってしまった。日曜日のレースは雨になる確率が非常に高いので、FP1でシートを明け渡してウエットでの走行機会を失うのは理想的じゃない。午後のFP2では駆動系に問題が起きてしまい、ドライバビリティと最高速に影響してしまったから、午後のセッションも最大限に活用できなかった。したがって、今日失った走行時間を補うために明日はやるべき作業が多くなるけれど、追いつける自信はある」

ショーン・ゲラエル

「午前中のFP1がウエットになってしまって残念だ。本当のことを言えば、ドライになるよう願っていたし、昨年F2で走行経験があってすでに知っているトラックだから、マシンを思い切りプッシュしたかったんだ。でもそれは仕方のないことだし、プラス面としてはウエットコンディションでいくらか走行できたのは価値あることだったと思う。今後に再びウエットで走る場合に向けた準備になった。最終的にはかなり良い内容だったし、ペースも悪くなかった。今日の内容には全体的に満足している」

ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)

「チームにピエールを迎えられて本当に興奮している。FP1中はトリッキーなコンディションだったのに加えて、初めてこのマシンをドライブするのがウエット路面だったにもかかわらず、とても良い仕事を果たしてくれた。今日1日の走行を1回のセッションでやらなければならなくなったため、午後のプログラムを短縮したが、赤旗が振られた関係で、さらに短くせざるを得なかったものの、マレーシアに持ち込んだ新しいコンポーネントに関するたくさんの空力データを集められている。それから、多くの手順も学んでもらった。今回がこれらのマシンを駆って挑む初レースだが、今のマシンは非常に複雑で理解しておくべきことが大量にある。初期の見立てはかなりポジティブだ。すべてしっかりとこなしているし、難しいこともない様子で、彼がもたらすテクニカルなフィードバックは見事だと思う。チームにとっては本当に素晴らしい存在と言える。彼が明日の予選にどう挑み、日曜日のレースでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしている。もう1台はFP1でショーンがドライブし、トリッキーなコンディションでもインターミディエイトタイヤを履いて1回のロングランにしっかりと取り組み、ウエットでの自信を高めながら良い仕事をしてくれた。FP2ではショーンからカルロスにマシンが戻ったが、スムーズにはいかず、マシンが不安定になり、厄介なセッションだった。そのため、今夜は大量のデータを分析し、明日には2人に一貫性のあるマシンを提供できるよう判断を下していかなければならない。まとめると、ラップタイムは全体像を示しておらず、われわれは今日のここから築いていけると確信しているし、明日は良い進歩を遂げられると思っている」

© ESPN Sports Media Ltd.

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