スタンドへ、車から笑みを浮かべるマイコラス。最多奪三振のタイトルをほぼ手中にした (撮影・早坂洋祐)【拡大】
(セ・リーグ、巨人2-1中日、25回戦、巨人14勝11敗、27日、東京D)巨人のマイルズ・マイコラス投手(29)が27日、中日最終戦(東京ドーム)で九回途中1失点と好投し、自己最多の14勝目(8敗)を挙げた。中4日での登板ながら139球の熱投で9奪三振。今季通算を「187」とし、最多奪三振の初タイトル獲得をほぼ確実にした。
2-0の九回一死から福田にこの日初の長打となるソロを浴び、2年ぶりの完封こそ逃したが「疲れはなく、状態もよかった」とうなずいた。奪三振数は同僚で2位の菅野(171)に16と大差をつけ「いい投手は三振が取れる」との持論を結果で表した。
菅野の登板時、マイコラスはこう声をかける。「完全試合をしてきてくれ。でも、三振は取らないで」。もちろん冗談だ。ただ、それだけこのタイトルに強い思いを抱いている。
来日3年目で「彼はすごくいいお手本」という菅野との切磋琢磨(せっさたくま)の日々がさらに進化させた。その菅野は最多勝と最優秀防御率をほぼ手中に収めている。4位と苦しむ中でも、巨人勢が投手3冠を独占しようかという勢いだ。
高橋監督は「改めて力強い投手だと感じた」と賛辞を送った。クライマックスシリーズ進出へ、助っ人右腕が正念場での貴重な勝利をもぎ取った。 (伊藤昇)
九回もマウンドへ向かったマイコラスに巨人・斎藤投手コーチ「八回を終えて、本人がいけるということだった。彼の気持ちを尊重した」
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