阪神が巨人に快勝し、CS第1ステージを本拠地で開催できる2位を確定させた。初回に福留の内野ゴロの間に先制すると、俊介が4号ソロを含む3安打2打点と活躍。先発・岩貞は5回1失点で、7月2日のヤクルト戦(甲子園)以来の5勝目を挙げた。金本監督は若手、中堅選手の奮闘に目を細めた。
―シーズン140試合目で2位が決定。
「優勝こそできなかったんですけど、その後の目標を2位にしていた。ホッとしています」
―ここまで苦しい道のり。
「そうですね。中盤から後半にかけて、先発投手陣のケガとかアクシデントがあった。その分リリーフがカバーしてくれましたけど、きつかったですね」
―岩貞が7月以来の白星。
「うーん。制球に苦しんでいましたけど、まあ悪いなりに何とか5回、梅野もしっかりリードしてくれて。どうにか持ったという印象です」
―リリーフが完璧な火消し。
「うちの一番の強みで、ほぼ完璧にね。7回以降は9人で終わっている。完璧でしたね」
―俊介が見事な働き。
「昨日打てなくて(5打数無安打)どうかなと思ったんですけど、片岡コーチが『俊介でいこう』というので『分かった』と。ナイスアドバイスでした」
―明日(10月1日)は巨人と最終ゲーム。
「そういう(CSで当たる)可能性はありますから、きっちりと勝ちたいと思います」
(囲み)
―頭部死球の上本は大丈夫か?
「大丈夫みたい。ちょっと震えとったから、あらーと思ったけど、大丈夫みたいなんで」
―俊介が本塁打を含む3安打2打点。
「今日どうしようかなと。高山も打っているし、中谷も使いたかったけど、片岡が『俊介にかけよう』というんでね。3点に絡んでくれてね」
―今年の働きは大きい。
「もう30歳。チャンスが少ない中、どうしても若手が優先されるのは当然なんですけど、その中でよく若手の不調の隙をついて力を示してくれている。欠かせない戦力になりましたね」
―今日の先発起用の決め手は。
「梅野にしても、ほぼコーチ陣が決めたスターティングメンバー。僕は継投に関しても何もしていないです。僕は今日、イエスマンでした」
―大山に試合前にアドバイスしていた。
「すぐに試合に効果が出るようなアレじゃないんで、関係ないと思うけどね」
―大山の打撃内容はよくなっている。
「昨日、センター方向にいい打球が出たんでね。守りも考えて。中谷とも迷ったけど、今日しっかり守っていこうということで。大山の方が一塁に関しては守備力も上なんでね」
―俊介ら中堅選手が頑張っている。
「そうですね。去年は若手3人(高山、北條、原口)が出たけど、今年は上本、俊介、大和と中堅が意地を見せてくれた」
―守備でも選手のいいプレーが出た
「そうですね。自力で2位をつかんでくれた。特に8回の攻撃なんかはね。若手も中堅もマシソンから2イニングで3点。全部、真っすぐを捉えてくれて。調子が悪くても、なかなかマシソンのストレートは打てない。見事でしたね」
―中継ぎの働きが大きい。
「勝てなくなった時も、リリーフが疲れが出始めた時。リリーフが逆転されて勝てなかった。リリーフが抑えればうちは勝てる。そういうチームですから」
―選手の気持ちの強さも今季は変わってきた。
「プレーに出ていると思う。腰を据えてね。中堅の力は大きいね。やっぱり。ベテランがしっかりしているのは当然ですから」
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