上海上港と引き分け、サポーターにあいさつする興梠(30)ら浦和イレブン=上海(共同)【拡大】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦が27日に行われ、浦和レッズはアウェイで上海上港(中国)と対戦した。試合は1-1で終了し、浦和は敵地で貴重なドローを持ち帰った。
準々決勝で川崎フロンターレとの同国対決を制した浦和は、準決勝で上海上港と対戦した。上海上港も同じく広州恒大(中国)との同国対決に競り勝ってベスト4に進出。準決勝は日本と中国の威信をかけた戦いとなった。2007年以来、2度目のアジア制覇を狙う浦和は、23日に行われた明治安田生命J1リーグ第27節のサガン鳥栖戦の先発メンバーから4名を変更。MF柏木陽介やMF青木拓矢らがスタメン入りを果たした。また、上海上港は元ブラジル代表のMFオスカルやFWフッキらが先発メンバーに名を連ねた。
序盤から攻め込むのはホームの上海上港。16分、右サイドからドリブルを仕掛けたフッキが、そのまま中央へ切れ込み、ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放つ。ワンバウンドしたボールにGK西川周作も反応できず、上海上港がリードを奪った。
さらに攻勢を強める上海上港。20分、フッキがポストプレーからエウケソンへパスをつなぐと、エウケソンがドリブルでエリア内右に進入。切り返しから右足シュートを放ったが、ここはGK西川がなんとか反応して難を逃れた。
しかし、浦和も反撃に出る。28分、青木拓矢が前線に浮き球のパスを入れると、これをペナルティエリア内右で受けた興梠慎三が、相手DFを背負いながらダイレクトで折り返す。走り込んだ柏木が右足ダイレクトボレーでゴール左に蹴り込み、浦和が貴重なアウェイゴールとなる同点弾を奪った。
追いつかれた上海上港は、その後もフッキ、オスカル、エウケソンのブラジル人トリオを中心にチャンスを作る。40分にはオスカルがミドルシュートで、44分には再びオスカルがシュートまで持ち込んだが、どちらもGK西川が好セーブを見せてチームを救った。このまま1-1でハーフタイムを迎える。
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