
F1マレーシアGPは、FP1がウェット、FP2がドライと異なるコンディションで行われたが、フェルナンド・アロンソはFP1で3番手タイム、FP2で5番手タイムとどちらのセッションでもメルセデス勢を上回るタイムを記録した。
ストフェル・バンドーンは、FP1で12番手、FP2で13番手とアロンソと差がついたが、マクラーレンは今週末のグランプリでフェルナンド・アロンソのマシンにのみ新たなコンポーネントを搭載している。
また、ホンダのF1パワーユニットにも問題は発生せず、チームとしてポジティブなスタートを切った。
ホンダの長谷川祐介は「シンガポールもあのような厳しいコンディションでしたが、今週末のマレーシアも熱帯気候によって再びチャレンジンなものになると思います」とコメント。
「豪雨によってFP1のスタートが遅れたため、通常よりも少ないラップでセッションを終了しました。それでも、フルウェットとインターミディエイトの両方で走行することができたので、週末にむけて貴重なデータを収集することができました」
「FP2ではコンディションは良くなり、両方のドライバーが安定した走りを示しました。フェルナンドのラップタイムはとりわけ励みになりました」
「高温の状況はチームのメンバーだけでなく、我々のパワーユニットにも厳しいです。したがって、何も問題が発生せずにセッションを終えられたのはポジティブなことです」
「中団のライバルとのタイム差は拮抗していますし、セッティングの小さな差が明日の予選結果の差を生むことになるでしょう」
マクラーレンのエリック・ブーリエも「両方のセッションで走行が短縮されたにも関わらず、非常に満足のいく一日だった」とコメント。
「今日はフェルナンドのマシンでいくつか新しいコンポーネントを試したが、それらは有益な新たな追加機能となりそうだ。それはおそらくドライバー間のタイム差の大部分を説明しているだろう。フェルナンドのパッケージの方が特定のサーキットの特性に若干適していた」
「FP2の最後の赤旗によって、やりたかった重い燃料での走行を全てできたわけではないが、そのような苦境にあるのは我々だけではないし、明日にむけてそれに応じて走行プランを調整する必要がある」
「いずれにしても、練習時間の不足はレースをより面白くすることがよくあるし、それが我々に適しているのは確かだ」
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