
10月に行われるキリンチャレンジカップ2017に臨む日本代表メンバーが28日に発表され、川崎フロンターレの車屋紳太郎が代表初選出を果たした。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、車屋を「彼は選ぶのに値する内容を見せている」と称賛した。
車屋は今季の明治安田生命J1リーグで全試合に先発出場。現在リーグで2位を走る川崎Fにおいて欠かせない存在となっている。ハリルホジッチ監督も当初から高く評価しており、2016年には代表候補合宿にも招集されていた。
ハリルホジッチ監督は車屋について「私は左利きのサイドバックを探していた。サイドバックというのは攻撃でも守備でも大きな役割を担う。車屋の場合は両方できるが、どこまでできるか見たい」と言及。
さらに「彼は選ぶのに値する内容を見せている。また、左利きが少ない代表においてチャンスをつかんでもらいたい」と期待を寄せつつも、「代表に値しないと思えば、リストに載ることはない」と厳しい言葉を投げかけている。
車屋は、浦和レッズと対戦したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦で、前半のうちにラフプレーで退場。チームは2試合合計4-5と逆転で敗れて4強入りを逃していた。
それでも車屋は、ACLの敗戦から中2日で臨んだ清水エスパルスとのリーグ戦で、小林悠のゴールをアシスト。悔しさをバネに、ひと皮むけた25歳の新鋭が初の代表入りを手にした。
クラブ公式が「対人守備の強さと巧みな足技を生かしたドリブル突破が持ち味のDF」と紹介するように、サイドバックに必要な要素を兼ね備えている車屋。左利きのサイドバックが少ない日本代表にとって、この25歳DFが重要な存在となり得るかもしれない。
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