米大リーグ、ヤンキースの田中は29日、ニューヨークでのブルージェイズ戦に先発し、7回を3安打無失点で13勝目を挙げた。無四球でメジャー自己最多の15三振を奪った。試合は4-0だった。
「投げる姿勢」
レギュラーシーズン最後の登板を最高の形で締めくくった。7回でメジャー自己最多の15三振を奪う快投。わずか3安打で本塁を踏ませず、13勝目を手にして「結果の通り良かった。アグレッシブに投球することができた」と満足感に浸った。
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好投の要因に挙げたのが「投げる姿勢」だ。同じ相手に8点を失った前回登板の反省から、攻めの投球を意識。捕手ロマインとの呼吸もぴったりで、速いテンポでストライクを先行させながら勝負した。
3者連続三振で一回を立ち上がると、五回2死まで一人の走者も許さない。五回は2死二塁から遊撃手と息の合った連係を見せ、けん制で走者を刺した。七回、最後の打者から空振りを奪うと、右手でグラブをポンとたたき、軽く帽子を取って大きな声援に応える。「(攻める)その姿勢でリズムが生まれて、いい投球ができたと思う」と大きくうなずいた。(共同)
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