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<D・神>雨の中、力投する能見 Photo By スポニチ |
阪神の能見篤史投手(38)が4安打2失点で今季初完投となる6勝目(6敗)を挙げた。
6回までに11点の援護をもらった能見だが、これも序盤からテンポの良い投球との相乗効果だった。93球で昨年7月27日の広島戦(甲子園)以来となる今季初完投。登板過多のリリーフ陣に休養を与え、CS進出決定の価値ある白星をもたらした左腕は「とりあえず飛ばしていこうと。初回からいい感じで出だしとしてはよかった」と振り返った。
バットでも0―0の3回1死からチーム初安打となる左前打を放ち、この回5点の猛攻を呼び、自身が先発した試合はチームは8連勝となった。
まずは2年ぶりCS進出を決めた。次はCSファーストステージ(S)の本拠地開催が懸かる2位の確保。「地元の甲子園でやりたい。そこに向かって頑張っていくだけ」。残り5試合。チームの奮起を促した。
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