初球を鮮やかにバックスクリーンへと叩き込んだ。亀井は、近藤の低めへの147キロ直球をフルスイングで捉えると、打球はフェンス際で飛びついた中堅手のグラブを越えた。4―5で迎えた7回2死。大逆転劇を演出する同点の6号ソロは、巨人通算9999号目。史上初の球団通算1万号への王手弾となったが、背番号9は「そこは関係ない。気にはしていない」と次戦に目を向けた。
リベンジの一発だ。前の打席は5回。阿部、村田の連続タイムリーで2点差まで追い上げ、なおも2死二、三塁の好機だった。前日同様、3連続タイムリーとは続けず、見逃し三振に倒れ、悔しさを募らせた。「前の打席、チャンスでやられていたので。真っすぐを狙っていた。初球から思い切りいけました」。狙い通りに仕留め、大逆転劇を演出する同点アーチを描いた。
今季は6月18日のロッテ戦(東京D)で延長12回に逆転サヨナラ3ランを放つなど勝利打点4。要所でチャンスをものにしてきた。前半戦の終盤にスタメンを任されるようになってから、試合前、または試合前日の夕食にタコを食べるようにしている。「○タコとかにならないようにね。なってからじゃ遅い。先に食べればタコらない」と笑う。凡退をタコになぞらえることから、始めた験担ぎ。仲の良い村田も同様にタコの先食いの儀式を行う。ささいなことかもしれないが、チームの勝利に貢献するためなら、手段は選ばない。
5点を先取される苦しい展開を打線の力でひっくり返し、2連勝。自力CSは既に消滅し、3位・DeNAを1・5差で追う状況下で残り5試合、1つも落とせない戦いは続く。「こういう試合を前から続けていければ良かったんだけれども、何とか勝つしかない。全部勝たないといけない」と亀井。逆転CS出場へ、残り全ての試合を背水の陣で臨む。(原島 海)
Read Again http://www.hochi.co.jp/giants/20170926-OHT1T50031.html
0 件のコメント:
コメントを投稿