2017年9月27日水曜日

巨人通算10000号は中井が決めた 10年目の通算10号「僕でよかったのかな」

 (セ・リーグ、巨人3-0ヤクルト、24回戦、巨人16勝8敗、26日、東京D)巨人は26日、ヤクルト24回戦(東京ドーム)の四回に中井大介内野手(27)が5号ソロを放ち、プロ野球史上初の球団通算1万号を達成した。第1号は1936年の中島治康。(サンケイスポーツ)

 「すごく光栄なことではあるんですけど、少し複雑というか…。僕でよかったのかな、と」

 岩橋が内角へ投じた速球を振り抜き、左翼席へ運んだ。「手応えはよかったけど、同時に『あ、ヤバいな』って。でも、喜んでもらえたのでよかった」と笑った。

 プロ10年目、通算10号がメモリアルアーチとなった。今季は自身初の開幕スタメンをつかんだが、2軍降格も経験。夏以降は控えに回ることが増えた。「来年はないと思って臨んでいる。結果を出さないと立場は変わらない」という“伏兵”が、意地の一発で歴史に名を刻んだ。 (伊藤昇)

 ■データBOX

 巨人・中井が四回に放った本塁打が球団通算1万号となった。通算1万本塁打に到達したのは巨人がプロ野球史上初めて(2番目に多いのは西武の8784本)。第1号は1936年7月15日のタイガース戦で中島治康がマーク。生え抜き選手が500本区切りの節目の本塁打を放ったのは7500号の高橋由伸(2002年6月23日)以来。8000号(ローズ)から9500号(ロペス)まで外国人または移籍選手が記録していた。

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